2022/08/31
普通って何だろう。忙しい高校生活の中で、ふとそんなことを考える瞬間が皆さんにもあるでしょうか。
皆さんが青春を送るこの令和の時代は、まさに今まで「普通」だったものが瞬く間に変容していく時代です。
身近な例を挙げれば、コロナウイルスは皆さんの学校生活を大きく変えました。リモート授業が一般的になったことを始め、修学旅行や文化祭が中止されたり、マスクでクラスメイトの素顔を一度も見ることのないまま卒業を迎えたり、コロナに青春を奪われたと感じる方も多いでしょう。ほとんどに人が、かつて「普通」に思い描いていた学校生活とはかけ離れた現実があります。
世界情勢や環境問題、ジェンダー問題などもここ数年で激動の一途を辿っていますね。身近なところでは、ジェンダーフリーの制服を導入する学校も増えてきていますし、皆さんが大学生になる頃には、キャンパスやバイト先などで外国人の方と関わる機会もとても多くなってくるでしょう。
そうした中で、大学受験においての「普通」も大きく変わっています。近年大きく変化してきた大学入試の現状は、親御さん世代の状況とはかけ離れています。家族で進路について話し合ってみたら、お父さんお母さんと受験に対する認識が全く違ったなんてこともよくある話です。一番わかりやすい変化はセンター試験の廃止と共通テストの導入でしょう。私立大学の定員厳格化によって、20年前と比べて一般入試の倍率は比べられないほど上がっています。推薦入学の割合も大きく増え、今や私立大学の入学者の六割近くが推薦利用です。その他にも英検利用型入試や総合選抜型入試など、試験の形態も多様化してきています。
そんな中で、当然のことながら予備校、学習塾選びの「普通」も変わっていきます。受験勉強のやり方も、従来の大手の予備校で受けるような集団授業形式のやり方は、今の入試の現状に適応できているとは言い難いのが現実です。志望の学部学科、利用する試験の形式、現在の学校の成績など、本人が置かれている環境や目標によって、今やれることもやるべきことも一人一人違ってきます。生徒それぞれの状況に対応した、新しいスタイルの個別指導が求められているのが現状です。
大宮駅西口の個別指導塾ヴェリタスは、新しい時代に対応した、「普通」ではない個別指導のスタイルを模索する予備校です。自分の目標と、環境に合った勉強のやり方を一緒に見つけていきましょう。